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安曇野のシェアサイクル 利用好調

シェアサイクルで穂高駅前を走る女性。延べ利用台数、利用額ともに前年度より5割増となった

 電動アシスト付き自転車をレンタルできる安曇野市観光協会のシェアサイクル事業が、11月末で本年度の期間を終えた。4年目となった本年度は昨年度と同じ4~11月の8カ月間実施した。新型コロナウイルスの感染拡大第5波やお盆の大雨があったものの、延べ利用台数は1881台、利用額は約100万円で、ともに前年度の5割増と好調だった。

 市内と松川村にある16カ所のポート(駐輪場)に自転車計50台を用意し、レンタルと返却を行ってきた。15分ごとに100円(12時間で最大1500円)の利用料で貸し出した。
 延べ利用台数と利用額を月別で見ると、第5波真っただ中の9月と、冷え込む日が多かった11月に前年同月を下回ったものの、他の6カ月間は上回った。特に4~7月が好調で、実施期間後半はコロナ禍や大雨、冷え込みなどでやや苦戦した。
 市観光協会によると、5月に三郷地域から松本市郊外の乗鞍高原まで往復する利用者がいた。11月には豊科地域で借り、数日かけて東京都内まで走る利用者が現れた。シェアサイクルが県外に出たのは初めてで、利用方法も多様化している。
 同協会は、シェアサイクルの知名度向上に加え、3密を避けられる二次交通として利用する人が増えたと分析している。自転車でチェックポイントを回るロゲイニングを始め、サイクリストが休憩などできるサイクリングオアシスを募るなどの取り組みも好成績につながったとみている。