教育・子育て

筑北小が給食で全国旅行 47都道府県の郷土食、名物味わう

全国各地の味を生かした給食を味わう児童

 給食で全国各地へ旅を―。筑北村の筑北小学校の給食に、全国各地の郷土食や名物の食を題材にしたメニューが登場している。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた国の消費喚起策「GoToトラベル」にちなんで47都道府県を取り上げており、児童たちが楽しみながら味わい、多彩な食文化に触れている。

 春から月に数回、各都道府県を取り上げ、12月上旬で残り15県となった。12月は青森や大分、島根を予定する。
 11月末に登場した宮崎県の献立では、チキン南蛮、切り干し大根の煮付け、白菜のみそ汁などが登場した。地域食材や旬の食材を生かし、汁には3年生が育てた西条白菜を用いた。
 児童には好評で、4年の原梓那さん(9)は「行ったことがない(土地の)メニューも食べられて楽しい」と話し、2年の原田涼さん(8)は「おいしい。初めて食べるものもあるからいつも楽しみ」とうれしそうに味わっていた。
 福井県の給食のデザートには、同県が恐竜の化石の発掘地で有名なことにちなみ、恐竜の卵を模したビスケットが登場した。献立を紹介する校内放送は、教職員が出身地の方言で出演したり、寸劇を披露したりして工夫を凝らす。
 感染予防のため黙って食べる「黙食」が続く中、給食の時間を少しでも楽しんでほしいと、今春に赴任した栄養士の小井土美希さん(29)が中心になり企画している。小井土さんは「いろんな味、食べ方を知ってほしい。偏食を改善したり、昔ながらの味に触れたりする機会にもなれば」と話し、「食の話題で家庭の会話が増えたら」と願っている。最終回は長野県のメニューが登場するという。

連載・特集

もっと見る