政治・経済

生坂の映像 ふるさとCM大賞に

 地元の魅力を30秒の映像に込めて発信する「第21回abn・八十二ふるさとCM大賞NAGANO」(長野朝日放送主催)で、このほど生坂村の「いくさか大好き隊」が制作した作品が大賞に選ばれた。優秀賞で池田町の作品が県知事賞、松川村の作品が県町村会会長賞になり、CM放送で知名度の向上が期待される。

 生坂村のCMは地域おこし協力隊員の西野順二さん(41)が制作した。「犀川をかける」と題し、村の中心を流れる犀川を太い筆で赤く一筆書きする力強い映像と、新設された山清路大橋など川に架かる橋の今と昔の写真を流れるように重ね、芸術性で群を抜く仕上がりとなっている。「常しえに流れ流れる犀川よ。一筆たどる時とかけ橋」の短歌は自作で、背景音楽の太鼓演奏も自ら行い、生坂龍翔太鼓に加わって練習してきた成果も生かした。
 愛知県出身の西野さんは協力隊員となって3年目で、「未来をつくる若い人たちの情熱と熱い血潮をイメージして、犀川を赤く描いた。橋を架けてきた人々の思いと歴史を感じてほしい」と話す。CMは来年1年間に365回放送される。
 池田町のCMはテレビショッピング風に移住しやすさをPRして大賞となった昨年の続編となっている。昨年のCMを見て移住した家族のほのぼのとした「新しい日常」を職員が演じた。松川村のCM「町じゃないほう」は、松川村と言っても下伊那郡松川町と間違われる「松川あるある」を2匹のスズムシが嘆き合う、知名度の向上を狙ったユニークな作品となっている。
 CM大賞には45市町村から94作品が寄せられた。池田町のCMは50回、松川村のCMは30回放映される。