地域の話題

明科・天王原ワインの新作3種類 19日披露

天王原産のブドウを使った今年のワイン3種類

 安曇野市明科中川手のワイン用ブドウ農家・池上文康さん(62)が、地元の天王原産のブドウで醸造した新作ワイン3種類がこのほど完成した。ラベルには穂高出身の漆芸家・髙橋節郎さんの作品を用いており、天王原ワインとともに髙橋さんの芸術も広く愛されるようにと願っている。

 日本で改良されたアルモノワールという品種のブドウを主体にした赤ワイン「天王原樽熟成B」は、果実の風味が豊かで軽やかな口当たりに仕上がった。ラベル画は、色漆を使って斬新な印象のある髙橋さんの「古代からのメッセージ」を用いた。髙橋さんの作品名をそのまま使った「Tales from the Earth」は、カベルネソーヴィニヨンとメルローをブレンドして重厚な赤ワインとなっている。初めて醸造したロゼは、シラー種を使った。
 池上さんは明科七貴・天王原の荒廃農地を再生した畑約4ヘクタールでブドウを栽培しており、醸造は地元ワイナリーの「ル・ミリュウ」に委託している。ワイン造りは7年目となった。今年の3種は「いろいろな食事に寄り添えるワインがそろった」と手応えを話している。
 19日午前10時から、近くの給然寺でお披露目会があり、天王原樽熟成Bを1本4000円(税込み)で販売する。問い合わせは池上さん(電話080・1628・6775)へ。午後4時からは、ジャズピアニスト・伊佐津さゆりさん=豊科南穂高=らのライブもある。