政治・経済

松川、ラオスとウェブ商談

 松川村は7日、村内産の米や水、地元の米などを使った日本酒の輸出先となっているラオスの代理店と村役場でウェブ会議を開いた。新型コロナウイルスの影響で渡航できない中、平林明人村長もトップセールスを行い、代理店側からは新たに村内産米2㌧を注文したい意向も伝えられた。

 会議は庁議室で行われ、村側は平林村長をはじめ髙山重典経済課長やコーディネーターの石井敏秋さん(80)ら7人が参加した。大画面のテレビに代理店の社長と担当課長が映し出され、現地の通訳を介して意見を交換した。
 村からは今年3月にこの代理店を介して高級レストラン向けに米500㌔、水1万677㍑が輸出された。代理店の社長は「米はあっという間に完売した。富裕層は品質が良ければ値段は気にしない」などと報告した。鉄道輸送で中国の富裕層向けに販売する計画や、タイ国境近くの店で取り扱う構想も語られた。
 松川村の水は現地で流通していた欧州産の水よりおいしいと評判が広まり、社長自身も自宅で飲んでいて「もう欧州の水には戻れない。もっと輸入を増やしたい」と笑顔で話していた。
 所得の中間層向けに価格の安い米がないかという問い合わせや、「水のラベルをラオス語ではなく英語表記にすれば外国人にも売れる」といった要望があり、平林村長は「ラベルは変更できると思うので検討する。安い米は難しいが、品質の良い米はいくらでも用意できる」などと応じ、取引の拡大に期待を寄せていた。