地域の話題

梓川の介護施設に地域交流の場 「よりみち」高齢者と住民つなぐ

わきあいあいとおやきをつくる松大の学生と参加者ら

 松本市梓川倭の小規模多機能型居宅介護施設「さんぽみち」内に4日、地域交流スペース「よりみち」が開所した。施設を利用する高齢者と地域をつなぐ場とし活用するほか、公民館のように誰でも利用可能なフリースペースとして貸し出す。

 初日には松本大学人間健康学部健康栄養学科の学生が健康料理講座を開いた。近隣住民や施設の職員を招き、酒かすや塩こうじなどの発酵食品を使ったおやきとポタージュ、チーズケーキを作った。レシピは学生のオリジナルで、松大3年の丸山凜さん(20)は「コロナで外部の方に感想をいただく機会がなかったのでうれしい。ぜひまたここでやりたい」と笑顔を見せていた。さんぽみちの利用者も見学に訪れ「おやきは若い時にさんざ作ったね」と懐かしんでいた。
 よりみち1階の大スペースは55平方メートルで、システムキッチンとカウンター、テラスがある。2階の小スペースは37平方メートルで、会議用テーブルなどを備える。施設を運営する社会福祉法人・梓の郷経営企画室の高橋優喜室長は「若者や近隣住民、施設の利用者をつなぐ、地域に根ざした場所にしていきたい」と力を込めていた。