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山形小で野球の魅力発信

 山形村の山形小学校で3日、プロ野球独立リーグ・BCリーグの信濃グランセローズの選手を招いた野球教室が開かれた。山形小卒業生の森井文哉選手の希望で母校での野球教室が実現し、4年生約80人が、キャッチボールなどをして野球に親しんだ。野球人口の減少が指摘される中、森井選手は児童たちに積極的に声を掛けて、野球の魅力を伝えていた。

 森井選手と、伊藤秀範コーチ、辻大輝選手、濵田貴徳選手が訪れた。森井選手が山形小OBであることや、伊藤コーチが元ヤクルトスワローズの選手であること、辻選手が松商学園高校出身であることなどが紹介されると、児童たちの間から「すげー」といった声が上がっていた。
 野球経験がある5人を伊藤コーチが指導し、ほかの児童たちはクラスごとに3選手がキャッチボールを教えた。危険がないようにテニスボールを使い、森井選手は児童たちのボールを受けると「ナイスピッチング」「いい球投げるね。野球やろうよ」などと褒めて、児童たちの力を引き出していた。
 森井選手に「うまいな」と褒められた上條真太朗君(10)は「家でお父さんとキャッチボールやノックをやったことがある。森井選手はかっこいいし、褒められてうれしい」と喜び、髙橋琉成君(10)は「何か習いごとをしようと思っているけれど、野球をやってみたいな」と目を輝かせていた。野球経験がある稲田心温君(9)、中村紘君(10)、林柳成君(10)は「プロに教えてもらって、きょうはいい球が投げられた」などと喜んでいた。
 母校に「凱旋」した森井選手は「みんなすごく楽しそうにボールを投げていて、来て良かったなとあらためて思った。この中から、将来野球をやろうという子が1人でも増えてくれればうれしい」と話していた。