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大口沢カーブ改良完了へ 今月中にミニバイパス開通

舗装工事が進むミニバイパス

 県安曇野建設事務所が安曇野市豊科田沢大口沢の県道安曇野インター堀金線で進めている改良工事が完了に近づいている。事故の多い急カーブを解消するため、200メートル区間にミニバイパスを設ける工事で、現在はアスファルト舗装が行われている。4日に現道も活用する形で暫定的に車を通し、並行して工事しながら今月中の本格的な開通を予定する。

 工事区間を含め、国道143号大口沢交差点と国道19号田沢北交差点をつなぐ同県道の区間は、松本市と安曇野市を結ぶ通勤・通院路などとして利用する車が多い。本格的な冬の到来を前に開通の予定となり、安全に安心して通行できる環境が整うことになる。
 ミニバイパスを設ける工事は6年前の平成27(2015)年度に着工した。山の一部を削り、蛇行した濁沢川を横切る2本の連続したコンクリート橋を架けた。総事業費は約3億7000万円。
 4~6日は、現道とミニバイパスを併用してそれぞれを一方通行にする。それ以降は現道を閉じ、朝から夕方にかけてミニバイパスの部分を片側交互通行とした後、今月内の完全開通を見込む。
 工事は順調に進んでいる。当初は本年度内の完成と利用開始を予定していたが、施工業者や関係機関の努力もあり、前倒しして開通の見通しとなった。同事務所整備課の矢口大輔課長は「交通の難所なので早めに開通できるように取り組んできた。スピードが出やすい場所なので開通後の通行には気を付けてほしい」と、安全運転を呼び掛けている。