地域の話題

プリン販売 24時間無人で 穂高の心花舎 コロナ禍の経営の柱に

穂高に開設したプリンの無人販売所。24時間営業のため早朝や深夜に買いに来る人も見られる

 安曇野市穂高有明のカフェ・心花舎は、新型コロナウイルス禍で売り上げが落ち込む中で経営の柱にしようと、穂高神社(穂高)の御船会館の一角にプリンの無人販売所を開設した。松本地域で消費期限の短いスイーツの無人販売所は珍しいといい、地元産の牛乳と卵を使ったプリンを1セット(4個入り)1000円で販売している。店舗はJR穂高駅から国道147号に向かう大通りに面しており、多い日には20セット以上売れる好評ぶりだ。

 幅3メートル、奥行き2・5メートルほどの店内にある業務用大型冷蔵庫にプリンが入っている。コーヒー味や期間限定のプリンもあり、好きな品を取り出し、店内の神棚の下に置かれたさい銭箱のような箱に現金を入れて持ち帰るシステムだ。
 ギョーザの無人販売所から着想を得た。安曇野には野菜の無人販売所が多くあり、甘味の無人販売所も受け入れてもらいやすいのではないかと考えた。プリンは穂高有明の牛乳と平飼いの鶏の卵で作った、カフェで人気の品だ。10月中旬に試験運用を始め、11月から本格的に営業している。
 24時間営業のため早朝や深夜に訪れる人もおり、心花舎全体の売り上げの約3割を占めている。オーナーの倉科穂澄さん(54)は「先々にはプリンの食べ歩きのできるスポットにしていければ。自動販売機の導入も少し考えている」と話している。