教育・子育て

水路管理にSNS活用案 安曇野市で中学生議会

 安曇野市内の中学生が市政課題について質問する「中学生議会」が13日、市役所本庁舎の議場で開かれた。7校の2年生21人が、未成年者が消費者トラブルに遭わないための対策や農業施設の維持・管理、子供の貧困問題の解決、交通安全の推進などに向け、市に対して政策を提案した。

 豊科南中学校の渡邉菜月さん(14)と矢口夏花さん(14)、滝沢葵君(14)は、水路や農道、ため池などの維持管理のためにSNS(会員制交流サイト)を活用して地域住民の参加を募るシステムの導入を提言した。豊科出身の童謡作詞家・藤森秀夫さんの作品にちなんで「めぇめぇ児山羊大作戦」と銘打ち、草刈りなどをしてきれいになった場所で市民が歌ったりダンスをしたりしている様子を動画にしてランキング化する構想も披露した。
 太田寛市長は「大変面白い」と評価した。赤澤哲也農林部長は「SNSでの発信は事業内容を広める手段として有効」とし、水路や農道などの維持へ助成する交付金のサイトを立ち上げる考えを示した。
 後半に議長を務めた滝沢君は「緊張して少しかんでしまったけれど一生の思い出に残るいい経験ができた」と喜んでいた。渡邉さんは「この経験を今後の発表などで生かしていきたい」と話していた。
 中学生の主権者教育などを進めるため、市教育委員会が平成25(2013)年度から行っている。