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国道19号桜沢バイパス開通 木曽路の北口安全に トンネルと橋を新設

新設されたトンネルを進む、通り初めの車列

 塩尻市の国道19号桜沢バイパス(贄川―宗賀間延長2・1㌔)が28日、開通した。雪崩や土砂災害、交通事故が多発していた危険箇所を避けるため、国が105億円を投じてトンネルと二つの橋を新設した。平成19(2007)年の事業着手以来14年を費やした待望のバイパス開通を、地元住民と関係者が喜び合った。

 地元の木曽楢川小学校で式典が開かれ、関係者約100人が喜びを共にした。阿部守一知事が来賓で参加し、後藤茂之厚生労働大臣がビデオメッセージで祝いの言葉を寄せた。小口利幸市長は「安心安全な生活と、観光・物流の大動脈として機能を発揮してくれる」とバイパスに期待し「(平成17年に市と合併した)楢川村からお預かりした最大の事業。今日を迎えられてほっとしている」と感慨を述べた。
 桜沢改良事業として延長1498㍍の桜沢トンネルを新設し、贄川側に新片平橋、宗賀側に桜沢橋を架けて現道と接続した。現道との接続部分2カ所は、信号機付きの交差点となった。桜沢交差点は改良工事を残しており、宗賀側から旧国道19号には当面進入できない。改良工事の完了は来年1月を目標としている。