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木造新庁舎に響くジャズ 木曽町開庁記念ライブ 地元出身・鈴木さん出演

総ヒノキ造りの新庁舎大会議室で披露されたジャズの生演奏

 地元産の木材をふんだんに使って建設され、4月に開庁した木曽町役場新庁舎の完成を祝うジャズコンサートが27日、庁舎内の大会議室で開かれた。旧木曽福島町出身のベーシスト・鈴木良雄さんら4人でつくるカルテットで2年前に解散した「BASS TALK」が1日限りで再結成され、総ヒノキ造りの室内に心躍る音色を響かせた。

 リズミカルな曲からしっとりした曲まで多彩な演奏を披露した。御嶽山など「木曽」をテーマにした曲もあり、町民70人が音の中に包まれるような柔らかい響きを堪能した。
 夫婦でジャズ好きでライブが待ち遠しかったという河合とも子さん(73)=福島=は「生演奏はやっぱりいい。バーで開く小さなライブのようで音楽を身近に感じられていい」と満足していた。
 新庁舎の関連工事がすべて完了することから、町と住民有志でつくる実行委員会が主催した。町によると、開庁後に鈴木さんら音楽関係者から「響きが良いので音楽を披露したら面白いのでは」と提案を受けた。鈴木さんは「柔らかい木の響きがものすごくよかった」と話していた。