政治・経済

アルプス公園キャンプ場整備 市民の賛否別れる 市長は整備効果強調

アルプス公園の在り方について市民の意見を聞く臥雲市長(中央)

 松本市の臥雲義尚市長と市民の対話集会「多事争論会」が27日、市勤労者福祉センターで開かれた。「次代につなぐアルプス公園」をテーマに、園内の旧まきば山荘跡地に整備を計画するオートキャンプ場や、遊具がある南側に比べて利用が少ない北側エリアの活用について意見交換した。

 オートキャンプ場整備については「市内には数多くのキャンプ場があるのに必要なのか」「キャンプブームは長く続かない」といった反対論と、「子供が山や自然を愛する心を育むきっかけになる」「未利用地の有効活用は良い」との賛成論が聞かれた。臥雲市長は「市民がいろいろなアウトドアを楽しむ入り口として街中のキャンプ場は非常に良い」とし、投資に見合った需要は見通せるとの見方を示した。市が設置した全てのキャンプ場の運営改善に向け、条例を含めたルールの見直しを進めていることも明かした。
 園内の管理が行き届いていないとの指摘や、子供たちの野外活動のベースとなる取り組みを求める要望も出た。臥雲市長は「72ヘクタールの大きな園内の管理を金銭面だけで解決するのは難しい。市民全体の力でより魅力あるものにしたい」としたほか、子供を主役にした野外活動が園内の各施設・エリアに即して行える状況を目指す考えを示した。