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大桑村政 中学生がただす 〝模擬議会〟で鋭く堂々と 村幹部と懇談、提言

村長ら村幹部に意見や提言を投げかける生徒たち

 大桑村の大桑中学校3年生が議員役を務め、村政課題をただす懇談会が26日、村役場で開かれた。村政に中学生の率直な意見を取り入れようという企画だ。生徒たちは、1年生の時から地域学習に取り組む中から生まれた疑問や意見・提言を、貴舟豊村長ら村幹部に堂々と投げかけた。

 本番までに事前学習を重ねて質問を練った21人が、一人ずつ発言した。村道の拡幅から自転車を使った村の観光振興、空き家の活用まで多岐にわたった。下原登希君は、健康問題や吸い殻のポイ捨ての現状を憂い「村内全域を禁煙にしてみては」と提言し、大人たちをうならせた。
 懇談会の冒頭あいさつで「納得するまで質問を」と積極的な発言を促しつつ「お手柔らかに」と言葉を掛けて笑わせ、生徒の緊張をほぐした貴舟村長は「(懇談を通じて子供たちが)村を支えていく気持ちになってくれるとうれしい」と期待していた。
 懇談会は、村議会の協力を得て、模擬議会に似た形式で進めた。岩佐孝和議長は「若者が意見や思いを発表してくれることは大いに意義がある」と目を細めていた。