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集え「愛の消防団」 広報まつもとに巻頭特集

特集「愛の消防団」を組んだ広報まつもと12月号

 松本市の「広報まつもと12月号」で、市消防団の新規団員獲得を目指す巻頭特集が組まれた。その名も「愛の消防団」。市内でも近年団員の減少が進む中、消防団の素顔や活動に対する素朴な疑問を取り上げ、地域防災の要を身近な存在に感じてもらう狙いだ。

 表紙も含め5ページにわたる特集を組んだ。市内初の女性分団長・西沢知恵美さん率いる第1分団(安原地区)を取材し、大学生、外国籍住民、子育て中の母親らが「アットホームな雰囲気」で活動する様子を紹介している。写真やイラストを多用しながら組織構成や活動、素朴な疑問に答えるコーナーを掲載したほか、人気韓国ドラマ「愛の不時着」を連想させる表紙写真を採用し、視覚に訴える内容に仕上げた。
 広報まつもとには毎年団員募集の案内が掲載されているが、大々的な特集は初めて。製作を担当した秘書広報室の古田和之主査(41)も第20分団の団員で「若い世代にもアピールできる紙面を作りたかった」と話す。
 消防防災課によると市内消防団員は近年2000人を割り込み、現在は10~70代の約1900人が活動する。髙木和義課長補佐は「郷土愛や助け合いの精神に貫かれた活動は災害の有無にかかわらず地域の底力になる。広報を読んで多くの市民に関心を持ってもらえれば」と期待していた。

udoe