政治・経済

感染レベル基準 県が緩和 患者数より感染速度考慮

 県は25日、新型コロナウイルスの感染状況を6段階で示す県独自の感染警戒レベルの基準を改正し、レベルを上げたり下げたりする新規感染者の基準値を現行より高い値に見直すことを決めた。国が示した新たな指針に基づき、新規感染者数の基準に関係なく「感染速度」を考慮してレベルの引き上げができるようにもした。

 県庁で開いた県対策本部会議で決定した。ワクチン接種や治療法の普及で重症患者の割合が減少し、医療体制がひっ迫しにくい状態を受けて見直した。感染警戒レベルが飲食店への営業時間短縮要請などの行動制限になっており、社会経済活動を促進するために基準を緩和する。
 圏域ごとの感染警戒レベルは直近1週間の10万人当たりの新規感染数は現行の1・5~2倍に引き上げた。レベル4に引き上げ「特別警報Ⅰ」を発出するときは「医療警報」を、レベル5に引き上げ「特別警報Ⅱ」を発出するときは「医療非常事態宣言」をそれぞれ発出することとし、これまで運用してきた医療アラートの発出基準は廃止する。