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阿佐ケ谷スパイダースが3年ぶり松本公演「老いと建築」

松本公演をPRする長塚さん(左)と村岡さん

 劇作家で俳優の長塚圭史さん率いる劇団「阿佐ケ谷スパイダース」の3年ぶりの松本公演「老いと建築」が12月4日と5日、松本市のまつもと市民芸術館で開かれる。作・演出の長塚さんと主演女優の村岡希美さんがこのほど芸術館で取材に応じ、本番を前に意気込みを語った。

 作品は高齢によりバリアフリー化を余儀なくされた家に暮らす老婦人の物語。新築当時の希望や幸福、受け入れがたい老いや孤独、先だった夫の幻影、家族との対立...。追憶と現実が混じる中で、婦人と娘の秘密があぶり出されていくという。
 11月に東京で好評を博した作品の松本公演に、村岡さんは「場所を移すと出演者たちのモチベーションも上がる。幅広い世代が共感できる舞台なので楽しんでほしい」。長塚さんは松本を「街と劇場のつながりを感じる場所。観客も目が肥えている」と表現し「この街に作品を持って来られることがうれしい」と期待を込めていた。
 チケットは4000円(18歳以下2000円)。問い合わせは同館チケットセンター(電話0263・33・2200)へ。