政治・経済

池田町の教育長再任反対「3年間の実績関係なく」

 池田町は24日、1月から3カ月間不在となる教育長人事の経緯について町役場で記者会見を開いた。町議が水面下で竹内延彦教育長の再任に反対した理由について、3年間の教育行政の実績に関するものは全くなかったと説明した。

 甕町長は7月に竹内教育長に再任を要請した後、「9月に議長、副議長から『慎重な対応』を求められ、議員一人一人から意見を聞いた」と述べた。反対意見の中では「第2次教育大綱の『子どもがまんなか』の表現は当たり前で必要ないという批判があった」と述べた。教育大綱は首長が策定するものだが、それ以外に実績に関する反対理由はなかったとした。
 人事を判断するに当たり懇談した小中学校長の竹内教育長の評価は「高かった」といい、「非常に貴重な人材であり、ここで手放すのは惜しい」という意見があったと話した。教育長交代の理由の一つに「池田の教育は池田の人で」という町民の意見があったと述べた。
 教育長人事の同意が行われた10日の町議会臨時会では、甕町長が議員に提案内容を説明した全員協議会が非公開だった。本会議で質疑はなく、全協で教育長が不在になる期間が生じることについての「質問はなかった」と答えた。
 町民の意見は10月いっぱいかけて「あらゆる機会に聞いた」と話し、議員と同様に賛否があったという。
 甕町長は「人事について町民に説明したことは過去にもない」「記者会見による報道によって説明に代えさせていただきたい」と述べ、町民に直接説明する場を設けることはないとの考えを示した。