スポーツ

塩尻のユメックスアリーナで車いすダンススポーツトライアル

車椅子の部門で堂々と演技をする参加者

 塩尻桔梗ライオンズクラブ(宮沢良晴会長)は23日、塩尻市広丘郷原の市総合体育館ユメックスアリーナで第9回車いすダンススポーツトライアルを開いた。新型コロナウイルス禍で中止となった昨年を挟み、感染対策を徹底した上で2年ぶりの開催となった。車いすと健常者の両部門を合わせ、計約80人が踊る喜びを全身で表現した。

 コロナ禍でダンス大会の中止が続く中、発表の場づくりと競技者間の交流を重視し、順位は決めない大会とした。参加者は華やかな衣装に身を包み、単独や複数の組で演技した。
 車いすの部では、車いすの選手と健常者の選手がペアで踊った。障害の有無による違いを感じさせない息の合った動きを披露し、会場から大きな拍手を浴びていた。
 車いすで参加した会社員・山田一彦さん(43)=長野市=は「車いすの部門と健常者の部門を両方行う大会は少なく、刺激になる」と笑顔を見せていた。健常者としてパートナーを務めた奥村悦子さん(69)=同=は「車いすの人とダンスをすることで、新しい表現ができる」と話した。
 有賀茂幸実行委員長は「コロナを乗り越えて開催できたことは大きく、来年以降につなげたい」と話した。