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新大桑橋 12月4日開通 長野と殿結ぶ 利便性向上 着工から5年 架け替え完了

12月4日に開通する予定の新しい大桑橋

 大桑村が平成28(2016)年7月から建設を進めていた、木曽川右岸の殿地区と左岸の長野地区を結ぶ村道の新しい「大桑橋」が12月4日午後1時に開通する。着工から5年がかりの建設工事は11月末に完了する見込みだ。東西の両岸地域を旧橋に替わって連絡する新橋の誕生で、住民の利便性が向上する。

 新橋は、昭和23(1948)年に開通した旧橋の下流約50㍍に架けられた。村が平成23年に旧橋を点検したところ、老朽化で劣化し、床板が抜け落ちる危険性が分かったことから、架け替えを判断した。
 新橋は鋼製で、長さが153・5㍍、車道部分の幅が5・5㍍(左岸側カーブ部分は6・5㍍)の片側1車線。旧橋にはなかった歩道(幅1・5㍍)が上流側に設けられた。総事業費は21億8700万円。
 大桑橋は、殿地区の住民にとって役場や中学校、JRの駅などがあり、国道19号が通る左岸側へのアクセス道路になる。旧橋は2㌧車以下の車両が通行できたが、平成30年9月の台風で落橋したため、両岸の往来はさらに上流の殿大橋を利用することになり、住民にとって不便な日々が続いていた。
 新橋では現在、照明の配線工事や、路面の中央線などの線引きが行われている。着工時から担当する村建設水道課の尾﨑光さん(30)は「一職員として5年の工期を振り返ると(完成は)感慨深いものがある。万全の状態で開通できるよう最後まで油断なく工事を進める」と話している。