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三郷児童館に心つなぐ書簡 子供たちが高齢者激励 感謝の声続々壁に掲示

三郷児童館の壁に飾られた返事のはがきを眺める子供たち

 安曇野市三郷地域の「市社協福祉員」が独り暮らしをしている近所の70歳以上の高齢者を訪問する事業「高齢者安心訪問」で、訪問先に届ける贈り物に三郷児童館の子供たちが書いた手紙を添えたところ、受け取った高齢者たちから返事のはがきが続々と届いた。児童館の集会室の壁に飾られ、子供たちがうれしそうに眺めている。

 福祉員は市社会福祉協議会が隣組長に依頼しているボランティアで、日常生活の中で地域の見守りや声掛けなどを行う。任期が1年間であることから、社協三郷支所では福祉員と高齢者の顔合わせの機会をつくるため、年1回「高齢者安心訪問」を実施。昨年は新型コロナウイルスの影響で引きこもりがちな高齢者を元気付けようと、三郷児童館を利用する小学校1~4年生が書いた応援の手紙を贈り物に添えた。
 今年は手紙だけでなく返信用のはがきも同封して8月に実施したところ、対象の約400人のうち、10月末までに約100人から返事が届いた。「元気が出ました」「心がなごみました」「皆さんも元気に過ごしてね」などの言葉がつづられており、「コロナにかからないでね」と手紙を書いた三郷小学校2年の布山琴都さん(8)は「(印刷されたイラストに)色まで塗ってあってうれしい」と喜んでいた。
 11月に入ってからも返事が届いており、三郷支所の担当者・溝端桃子さんは「予想以上。返事の文面からも喜ばれているのが分かる」と話す。子供たちの手紙を添える取り組みは、来年以降も続けていきたいという。

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