政治・経済

関川芳男・筑北村長が退任

 筑北村長を2期8年務めた関川芳男氏(75)=東条=が12日、任期満了に伴い退任した。村役場隣の多目的ホールで退任式が開かれ、全職員約80人や駆け付けた村民らが、村や住民のために尽くした労をねぎらい、温かく送り出した。

 関川氏は退任式で、職員を前に「住民あっての職員。それを忘れず村のため、村民のために働いてほしい」と呼び掛けた。一例として、一人暮らしの高齢者から村長へ寄せられた手紙に「村から配布された温泉の無料入浴券は、移動の足がなく使えないままだった」との声があったことを紹介し、「一人一人の工夫や気付きで、細やかなことまで充実させてほしい」と願った。任期中の重点事業として着手し令和5年3月に完成予定の長野道筑北スマートインターチェンジによる地域活性化に期待を寄せ、増加する災害への備えの大切さも呼び掛けた。
 関川氏は、平成25(2013)年の村長選で初当選。旧本城村・坂北村・坂井村が合併し平成17(2005)年に誕生した筑北村の3代目村長になった。29年の村長選では無投票で再選を決めた。合併後の村内融和を大切にする『筑北村は一つ』を柱に、安心安全の村づくりや健康福祉の村づくり、私立高校の誘致、防災力の強化などを進めてきた。旧本城村の村議、筑北村議、筑北村議会議長を歴任し、議員時代も含め20年以上村づくりに携わってきた。退任後は、長年の農業経験を生かし、村へ移住した人などに土づくりから農業を指導するボランティア活動に取り組みたいという。
 新村長の太田守彦氏(61)=坂北=は15日に初登庁する。

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