地域の話題

中心街の空き店舗活用 木曽町 福島5地区 起業お試しに 

空き店舗を見学する関係者

 木曽町福島中心街のにぎわい復活を目指す「木曽福島市街地戦略会議」は本年度、上町・本町・八沢・中島・駅前の5地区で空き店舗の活用を進める。具体的な初めての試みとして、早ければ年内にも借り上げた空き店舗1軒で希望者がお試しで起業できる企画を始める。1日、関係者が対象予定の空き店舗を見学し、実施に向けて意見を交わした。

 試験出店により商店街での商売イメージを膨らませてもらい、実際の起業や店舗活用につなげてもらう。戦略会議の事務局を務める町が1カ月間店舗を借り、実質2週間程度、希望する町内外の事業者に使ってもらう。期間中は一般も対象に含めた店舗内の片付けや修繕のワークショップ、町の住民団体との共同企画も視野に入る。
 戦略会議は福島中心街の各商店会と町商工会などで構成する。これまで、にぎわい創出を図るため、商店の木製看板作りなどに取り組んできた。6月に開かれた本年度の初会合で、空き店舗の情報収集をして将来的な開放につなげる方針を決めていた。
 1日はふらっと木曽(福島)で会合が開かれ、関係者約20人が平成初めまで営業していた物件を見学した。活用に向けて、空き店舗の片付けに関する補助などについて意見が交わされた。
 戦略会議は1店舗ずつ着実に空き店舗活用につなげていきたいとし、児野政明会長は「企画の周知を通じてネットワークを広げていきたい」と話していた。