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塩尻のEV自動運転バス 実証実験 24~28日試乗も 実用化へデータ蓄積

実証実験に使われているEVバス

 塩尻市や市振興公社は今月末まで、広丘地区でEV(電気自動車)バスを使った自動運転実証実験を行っている。昨年度に塩尻駅周辺で実施したのに続き、2年目となる今回の実験では、来年度以降さらにレベルの高い技術実証を行う前段階として、データ蓄積を図る。24~28日には予約制で一般試乗を行う。

 市振興公社のテレワーク事業・KADO(かどう)のチームが作った高精度3次元地図と、車体のレーザーセンサーで読み取った周囲の情報によって自動で運行する。定員7人のEVバスの最高時速は19キロで、技術提供企業・ティアフォー(名古屋市)のスタッフが運転席に座り、必要な場合には操作介入する。
 試乗は、広丘駅から広丘商店街や郷原街道を経由し、国道19号沿いの無印良品ツルヤ塩尻広丘店まで走る。午前9時50分~午後3時50分の間、往復6便が運行する。広丘駅と無印良品以外では乗り降りできない。
 12月にはタクシー型の自動運転車両の実証実験を行うが、試乗は受け入れない。
 現在の実証実験は、人が運転の主体となる「レベル2」の段階だが、今後は車が主体となる「レベル3」への引き上げを目指す。市振興公社の中澤友義マネジャーは「将来の実用化の可能性を探る材料を蓄積したい」と話す。
 試乗は、市ホームページや広報しおじりに掲載されたQRコードを、スマートフォンで読み取って予約する。27日と28日は高校生以下限定。問い合わせは市振興公社(電話0263・51・0802)へ。