地域の話題

安曇野市猟友会の活動 若者にPR 会員確保へチラシに工夫

 安曇野市猟友会(藤原英夫会長)の若手会員が広報活動に取り組み始めた。近年狩猟に関心を持つ若者が増えたことを受け、猟友会をアピールして会員確保につなげたい考えだ。まずは市が11月に開催する「あづみの里山市」に向け、会場で配るチラシ作りのため会議を重ねている。

 県発表の資料によると、平成26(2014)年度以降は18~49歳の狩猟免許取得者が増加している。県松本地域振興局林務課の担当者は「受験者は20~30代が多い。免許を持つ女性の半分ほどは、ここ3年で取得した印象」と話す。
 一方、身近に猟師仲間がいなかったり猟友会に入っていなかったりすると、実際に狩りに出るハードルを高く感じ、免許更新しない人が多いという。このほど開かれた会議では、「わな猟は獲物を捕るのが難しい。続けてもらうためには専門のグループなども必要」「仲間がいないと何から始めていいのか分からない。暗黙のルールも知る機会がない」などの意見が出た。先輩猟師との世代の開きも話題になり、「若者だけのグループがあれば間口も広がるのでは」といった声もあった。
 猟友会は高齢化が進み、県猟友会副会長も務める藤原会長は「60~70代が中心。中間層の50代が少ない」と話す。「有害鳥獣の駆除など仕事はたくさんある。若者の視点で猟友会への入り口を見つけやすくしてもらいたい」と広報活動に期待する。
 市猟友会は市が官民連携で取り組む里山再生計画の活動(愛称・さとぷろ。)の協力団体で、広報活動もさとぷろ。と連携して行う。