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道路・公園遊具の損傷通報 松本市のアプリ好評

市が運用するアプリ「なおして!アルプちゃん」

 松本市が運用している市民に道路や公園遊具などの損傷の通報を求めるスマートフォンアプリ「なおして!アルプちゃん」の利用が好調だ。平成30(2018)年8月から運用を始め、アプリのダウンロード件数は今年9月末で2000回を超え、本年度上半期(4~9月)の市民からの通報件数は過去最多となる198件を数えた。市民が気づいた道路の損傷などを手軽に通報できるシステムで、市は迅速な対応につながるとして、市民へのさらなる浸透を目指している。

 アプリを起動すると、「メールで通報」や「電話で通報」の画面が出て、それぞれを選んで市維持課に情報提供することができる。損傷箇所や周辺の風景を写真で撮影しメールで送信することもできる。市は情報が届き次第、維持課を中心に対応して、必要に応じて県などにも情報提供する。
 本年度上半期は、道路の損傷などが110件、水路や側溝についてが27件、路肩の損壊などが18件、交通安全施設に関する通報が16件、その他の通報が27件あった。主な通報内容は「道路に穴が空いている」や「路肩が崩れている」「カーブミラーが壊れている」などで、倒木や側溝から水があふれているなどの通報もあった。
 市は維持課の職員が中心となって市内をパトロールしているが、目が届かないところが多い。維持課の百瀬信課長は「市民からの通報は大変ありがたい」とする。今後もアプリをダウンロードした人からの情報提供を求めるほか、百瀬課長は「若者にアプリを知ってもらい、多くの人の情報提供を願いたい」と話している。