政治・経済

安曇野市 太田市政本格スタート

多くの支持者や職員の歓迎を受けて市役所に入る太田市長

 安曇野市長選挙(17日投開票)で初当選し、23日に3代目市長に就任した太田寛市長が25日、市役所に初登庁した。正面玄関前に100人を超える支持者が集まり、新市政の船出を祝うとともに激励した。太田市長は初登庁式の後に開いた記者会見で、新型コロナウイルス感染症対策や文化・芸術の振興、移住促進、産業振興などに意欲を見せた。

 公用車に乗って午前8時20分ころに登庁した。支持者を前に「市民全員の幸せを目指して精いっぱい市長の座を務めたい」とあいさつし、笑顔の表情を引き締めた。
 初登庁式には係長以上の職員約220人が集まった。中山栄樹副市長は職員を代表して「市長の下、一丸となって市のさらなる発展に向かって取り組む」と決意を述べた。太田市長は「市がどうあるべきか、もう一回考えてほしい。そして提案いただきたい。その積み重ねが市をより良くしていく」と訓示した。
 記者会見で、組織改編について問われた太田市長は「部の数が多すぎる感じがする。関係する業務がまたがっていたり、これはその部なのかと違和感を感じたりするところがある」と述べ、再編の可能性を示唆した。来年度の当初予算編成に向けては、市議会12月定例会に提出する本年度の各会計補正予算案を聞き取る中で、財務状況や本年度の支出方針を確認し、公約に掲げたどの施策が進められるか判断する考えを示した。新型コロナ対策については「急ぐ必要がある」とし、公約にある受験生の集団接種も含めて具体化に向けた検討を進めるとした。