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きょうだい6人で月刊お便り 松本の金井宏素さんら

創刊号から20号までのお便りを並べて見る金井さん夫妻。金井さんの撮影写真が表紙を飾っている

 松本市入山辺の金井宏素さん(84)は、市内や埼玉県、岐阜県在住の74~89歳のきょうだい5人と共に、互いの近況を文章や写真で伝え合う「お便り『谷間の風』」を毎月発行している。昨年3月に創刊して今月で第20号の節目を迎え、6人全員がますます張り切って執筆や編集に当たっている。

 高齢に伴って車で気軽に会いに行くことが難しくなり、紙面を通して心を通わせている。毎月10日が原稿の締め切りで、各自が日々の身近な出来事や、庭の花や畑の野菜、子供のころの思い出話などをパソコンや直筆で書き、岐阜在住で編集担当の次男に寄せている。A4判の用紙6枚または8枚にまとめられたお便りが毎月15日に発行され、子供や孫、ひ孫も含めて家族みんなで楽しみながら読んでいる。
 金井さんは8人きょうだい(2人は故人)の長男で「月に一度の発刊が皆のその日その日の張り合いになっている。これからの余生を楽しく生きる指針を共有できればいいなと思う」と抱負を話す。