地域の話題

安曇野市 地域づくり率先する市民をHPで紹介 元記者が取材

上林さんにインタビューする寺島さん(右)

 安曇野市の公式ホームページ(HP)に、地域づくりに取り組む市民を取り上げたコーナーが登場した。人物にスポットを当てることで市民活動への関心を高め、自分でも始めてみたい人の参考にしてもらうのが狙いだ。活動にかける思いなどじっくりと掘り下げて書かれており、読み応えのあるコーナーとなっている。

 「まちづくりの人財」と題したコーナーは今年6月にスタートし、環境保全や子育て支援、伝統産業の継承など、さまざまな分野で活躍する9人を取り上げてきた。
 担当する市地域づくり課まちづくり推進係の寺島直樹さん(35)は、昨年10月に県内の新聞社の記者から市職員に転職した。前職の経験を生かしたいと、対象の人物に取材をして記事にまとめている。
 9月下旬には、難聴者や中途失聴者の支援をしている団体「あづみの文字情報サポートネット」の代表・上林玲子さん=穂高牧=を市役所に招き、活動を始めたきっかけなどを1時間にわたって聞き取った。インタビューだけでなく、活動している場所に出向き取材することもある。
 市民活動に取り組む団体やイベント情報は、以前からHPで紹介してきたが、人に焦点を当てたコーナーはなかった。今後も1カ月に2人のペースで記事を掲載していく予定だ。
 寺島さんは「何かを始めるとき、人に共感できるかどうかが大切になる。安曇野市には素晴らしい人材がたくさんいることを発信していきたい」と張り切っている。