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特殊詐欺防げ 都市大塩尻高生徒が啓発グッズ制作に協力

文字を書いた三村さん(前列左)と絵を担当した酒井さん(同右)

 東京都市大学塩尻高校(塩尻市)の書道部と、戯画部の部員が標語や絵を描いた特殊詐欺防止の啓発用クリアファイルが完成した。塩尻・朝日防犯協会連合会と塩尻警察署が8月に協力を依頼し、このほど同校で完成品をお披露目した。

 特殊詐欺防止を呼び掛ける標語は書道部員が考えた4案の中から「『大丈夫』と思っているあなたがターゲット」を選び、部員の2年生・三村愛花さん(16)が筆でしたためた。三村さんは3日間で30枚書いて練習したといい「横書きや片仮名が難しかったが、きれいに仕上がり安心した」と話した。
 絵は戯画部元部長で3年生の酒井愛実さん(18)が描いた。特殊詐欺の犯人から電話がかかってくる場面に、塩尻の民話にちなんだキツネや、特産品のブドウを取り合わせ「塩尻らしさ」を出した。色鉛筆とペンを使い、約1週間かけて仕上げたといい、酒井さんは「自分の絵がクリアファイルになりうれしい。詐欺に気を付けなきゃと思ってほしい」と話していた。
 クリアファイルは1000枚作り、管内で行う防犯会議や出前講座などで配布する。