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防げ詐欺被害 都市大塩尻高生が朝日に書を掲示

 朝日村役場の交流ホールに18日、特殊詐欺の被害防止を訴える大きな書の作品が掲げられた。塩尻警察署の依頼を受けて東京都市大学塩尻高校の書道部員が書いた作品で、全国地域安全運動(10月11日~20日)に合わせて仕上げられた。縦130㌢、横180㌢の紙に「『大丈夫』と思っているあなたがターゲット 電話の相手を確認しよう」と力強く書き、被害に遭わないよう注意を呼び掛けている。

 書道部で2年生の石毛笑佳部長、三村愛花さん、大久保美来さん、軍司伶奈さん、1年生の武井彩夏さん、長谷川莉乃さん、顧問の小林昭憲教諭の7人が朝日村役場を訪れた。石毛部長が代表して「特殊詐欺の被害に遭わないようにという思いを込めて、みんなで練習して仕上げた。たくさんの人に見てもらい、詐欺の被害が減るように願っています」とあいさつし、小池貴浩副村長に作品を手渡した。作品は塩尻署員らによって早速掲示され、通りかかった人たちが見つめていた。
 塩尻署の依頼を受け、書道部員らが言葉を考えた。小林教諭の助言で背景にキキョウの花を描き、6人の部員が1行ずつ書いて仕上げたという。2週間ほどかけて完成させたといい、6人はそれぞれ「絶対に油断してはいけないという思いを込めた」「どんな人が見ても分かりやすいようにして、注意を呼び掛けたいと考えた」「ちょっと曲がっちゃったけれど、きれいに書けた」などと話していた。
 塩尻署は、都市大塩尻、塩尻志学館、田川の3高校の書道部員に啓発作品を書いてもらっており、塩尻市役所や市内の病院にも掲げる予定となっている。