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マイナカードが保険証に 20日から 松本の2病院で利用可能

窓口に置かれたマイナンバーカード用のカードリーダー(松本市立病院)

 松本市の市立病院(波田)と丸の内病院(渚1)で20日から、マイナンバーカード(マイナカード)の健康保険証としての利用が可能となる。厚生労働省が進めているマイナカードの保険証としての本格運用開始に合わせた取り組みで、専用のカードリーダーを各病院が導入した。

 市のマイナカードの交付率は34・0%(10月1日現在)で、全国平均の38・4%(同)を下回る。市は保険証に利用できることをPRして、マイナカードの普及を図りたい考えだ。
 マイナカードを保険証として使うと、高額な医療費の窓口支払いの負担軽減や、特定健診情報や薬剤情報を医療機関で共有できるなどのメリットがある。ただ、使える医療機関や薬局はまだ少なく、市内では今回使えるようになる2病院のほか、相澤病院(本庄2)や医院、歯科医院、薬局など26カ所にとどまっている。
 マイナカードの保険証活用は今年3月から試験的に運用が始まり、全国の医療機関や薬局で少しずつ使えるようになってきた。10月20日からは全国の約1万カ所で使える見込みだ。厚労省保健局は「患者の利便性向上や医療保険事務の効率化のほか、マイナカードの普及にもつながる」としている。
 市はマイナカードの普及を図ろうと今年3月、イオン南松本店(双葉)に申請や交付ができる臨時窓口を開設した。平日だけでなく、土・日曜も開設しており、市は「無料で写真撮影もできるのでぜひ利用を」と呼びかけている。