政治・経済

安曇野市長に太田氏初当選 大差で2氏破る

当選を喜び、支持者と笑顔でグータッチする太田さん(17日午後9時37分)

 無所属新人3人の争いとなった安曇野市長選挙は17日に投開票され、前副知事・太田寛氏(65)=堀金烏川=が有効投票数の7割を超える3万2579票を獲得し、前大王総務部長・古幡開太郎氏(70)=穂高牧=と政治団体役員・荒井久登氏(43)=豊科田沢=を大差で破って初当選した。投票率は55・60%で、市発足後で最低だった前回選を7・05ポイント下回った。定数22に対して28人が立候補した市議会議員選挙は未明まで開票作業が続いた。

 太田氏は8月12日に立候補を表明した。新型コロナウイルス対策や子育て支援、高齢者のフレイル予防、産業活性化、防災力向上などを政策に掲げた。後援会役員からは態度表明から告示まで約2カ月の短期決戦で準備不足を懸念する声が聞かれたが、市内全域に設けた後援会組織をフル活用して、前哨戦と選挙戦を終始優位に進めた。
 4度目の市長選挑戦となった古幡氏は、四つの都市宣言に基づくまちづくりを掲げて選挙戦に臨んだ。地域ごとに後援会支部は設けず、選挙戦では街頭演説と個人演説会を重視した「しがらみの無いシンプルな選挙」を展開した。出馬表明が最も遅い9月10日となったこともあり、支持を伸ばせなかった。
 荒井氏は3人の中で最も早い5月に立候補表明した。現市政からの刷新を訴えたが、浸透できなかった。
 3氏とも街頭演説などで政策を訴えたが、争点は明確にならず投票率は伸びなかった。