地域の話題

串田さんの一人芝居で大団円 フェスタ松本が閉幕

フェスタを締めくくった串田さんの一人芝居

 松本市で演劇を中心に多彩な公演を繰り広げてきた「FESTA(フェスタ)松本2021」が17日、閉幕した。総合ディレクターでまつもと市民芸術館総監督の串田和美さんによる一人芝居が最終公演を飾り、30プログラムを盛り込んだ10日間の催しを締めくくった。

 昨年6月に新型コロナウイルスの影響下でも楽しんでもらおうと試みた芝居「月夜のファウスト」の再演で、同じあがたの森公園に特設ステージを組んで披露した。串田さんはドイツの伝説と幼少期の記憶を紡いだ物語をアコーディオンなどの生演奏とともに熱演。夕暮れ時に始まりランタンの明かりでクライマックスを迎えるまで、集まった約120人が夢中になって見入っていた。
 終演後は観衆がキャンドル形のライトを振ってフィナーレに花を添えた。串田さんは初の企画を振り返り「あっという間だった。(どういうものか)分かってもらえたと思うし、1年で終わることではない。皆のものとしてずっと続いていくといい」と話していた。