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御嶽山頂の登山期間終了 二つの頂の立ち入り規制

剣ケ峰山頂では既設のトイレの改修・補強工事が進む(左)。来年度はシェルター2基も設置される。写真奥は王滝頂上(12日)

 山頂部への立ち入り規制が緩和されていた御嶽山の今季の緩和期間が12日、冬を前に終了した。木曽町側の山頂・剣ケ峰(3067㍍)、王滝村側の王滝頂上(2936㍍)それぞれに至る登山道に規制ロープが張られて閉鎖された。規制緩和最終日のこの日は、悪天候もあってか、いずれの頂に立つ登山者は数えるほどだった。

 剣ケ峰では、剣ケ峰山荘(解体済み)に併設されていたトイレ棟の改修・補強工事が急ピッチで進んでいた。初めて御嶽山に登ったという松本市の女性(29)は「(噴火災害の犠牲者のことを思うと)胸が苦しくなる思いがします」と話した。
 午後1時半、山頂に滞留している一般登山者はいなかった。規制開始時刻の午後2時ころ、御嶽山の黒沢口登山道の山頂に続く600㍍区間に規制ロープが張られた。
 王滝頂上では、9合目避難小屋~王滝頂上間約300㍍区間が閉鎖された。今季まで9合目の避難小屋でパトロール員が寝泊まりしていたため、9合目より先の入山が午前7時~午後2時に制限されていたが、今月7日に王滝頂上に完成した避難施設内にパトロール員の詰め所も置いたため、来季は9合目での時間制限がなくなる可能性がある。