地域の話題

そば道3段位を目指す 安曇野での認定会に36人

張り詰めた雰囲気の会場で、そばを打つ受験者たち

 そば打ち愛好家の腕前を一般社団法人・全麺協(東京都)の規定に基づき審査する「そば道3段位認定会」が10日、安曇野市の堀金公民館で開かれた。県内外の36人が受験し、水回し、こね、のし、切りの工程を真剣な表情でこなした。

 感染対策を徹底して行われた。一回につき10人の打ち手の動きを審査員が見つめ、張り詰めた雰囲気だった。
 そば打ちを始めて4年目の古畑美奈子さん(40)=松本市今井=は初めて3段位に挑んだ。教室通いの他に仲間とも研さんを積んできたと言い、「緊張したけれど練習の成果は出せた。打ったそばをおいしいと言ってもらえるのがやりがい」と笑顔を見せた。
 共催したそば打ち教室・信州そば道場(松本市)の田中崇喜代表(68)によると、全麺協の認定制度は初段位から6段位まであり、このうち3段位は指導者クラス。つなぎ粉とそば粉の割合を2対8で打つ「二八そば」の最高峰という。
 段位認定会は例年、松本城公園が主会場の「信州・松本そば祭り」の一環で催されている。祭りが新型コロナウイルス感染拡大の影響で2年続けて中止となったため、初めて安曇野で開いた。田中代表は「そばどころ信州の伝統を受け継ぎ、おいしいそばを打ち続けてほしい」と願っていた。