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上高地線代行バス 渚―松本駅に短縮 「時間正確に」歓迎の声

 アルピコ交通(松本市井川城2)は、8月の大雨被害で一部区間の運休が続いている鉄道・上高地線について、8日から渚駅―新村駅間で電車の運行を再開し、代行輸送バスの区間を渚駅―松本駅間に短縮した。「到着の時間がこれまでより正確になった」など利用者からは歓迎の声が聞かれた。

 乗換駅となる渚駅では、通勤通学のピークとなる午前7時前、電車を降りた利用者が駅から80メートル先の臨時バス停から中型バスで松本方面に向かっていた。利用者は「所要時間が短くなったのでうれしい」「早く対応してもらってありがたい」などと話していた。
 渚駅の近隣町会は、子ども見守り隊が道路に立つなどして、スムーズな乗り換えと代行バスの安全運行に協力した。渚本村町会の堀内正雄町会長は「道が狭いところもあるので、一日も早い復旧を」と願っていた。
 アルピコ交通は合わせて、下りの代行バスの最終は松本発午後10時54分、上りの新島々発の電車の最終は午後10時32分とした。松本市は、渋滞でバスが遅れる影響を緩和しようと、渚駅と信濃荒井駅でシェアサイクルの運用を開始した。臨時ステーションを渚駅近くの渚本村公民館前と信濃荒井駅に設けている。