教育・子育て

塩尻の課題 志学館高生が解決策 企業・団体の事業に"参画"

 塩尻市の塩尻志学館高校で7日、1年生200人が地域を題材にした探究学習に取り組む「シオジリ学」が始まった。必修科目「産業社会と人間」の取り組みで、生徒が5人一組に分かれて週1回活動し、市内の観光協会や印刷会社、文房具店など八つの企業・団体から与えられた課題(ミッション)の解決を目指す。

 初回はコーディネート役を担う、同市のNPO法人・MEGURU代表理事・横山暁一さん(29)がシオジリ学の進め方を説明した。与えられたミッションは▽市総合体育館ユメックスアリーナで来年2月に行う女子フットサル大会に学生を集める▽楽器販売事業を立ち上げる文房具店「マルナカ」で、商品ラインアップと楽器の売り場作り▽奈良井宿観光協会による「水」の商品化―など。10月中に調査分析やヒアリングなどを行い、課題整理とアイデア出しをして、12月に最終提案を行う。
 信陽堂印刷所で商品企画に取り組むという吉沢碧海さん(15)は「どういうことができるのか考えたい」といい、三浦萌々香さん(15)は「不安もあるが、みんなで良いアイデアを出し合いたい」と張り切っていた。
 シオジリ学はこれまで地元の中小企業を訪問して見学・インタビューを行いPR誌を作っていたが、本年度は内容を刷新した。横山さんは「ぜひ各ミッションを自分事として考えて。シオジリ学を通して、地域の人や資源とのつながりを得てほしい」と期待している。