教育・子育て

コロナ禍の高校生活川柳に 美須々ケ丘高生が分散登校時の思い表現

コロナ禍での学校生活を川柳で表現した1年生たち

 新型コロナウイルスの影響で8月30日から9月11日にかけて分散登校を行っていた、松本美須々ケ丘高校の1年生が、コロナ禍の学校生活をテーマに川柳を作った。川柳からは、生徒の不安ややるせなさなど、さまざまな思いが浮かび上がる。

 分散登校ではクラスを二つに分け、対面授業の時間を午前と午後で分けたり、オンライン授業と併用したりして行った。その中で、ICT(情報通信技術)教育の一環で導入した、学習の記録や学校への連絡ができるアプリの活用を兼ねて川柳を募ったところ、100句以上が集まった。
 登校しても半数の生徒しかいない教室を、川上穂南さん(16)は「セミの声大きく聞こえる気がするな」と表現した。自粛が続く中の東京五輪の開催などに、小松鷹也さん(16)は「コロナ禍のしわ寄せほとんど学生に」とつづった。「午後組は変な時間におなか空く」といった分散登校ならではの投稿も多かった。
 川柳の一部は学年新聞に掲載され、教員や生徒の間で話題になった。「みんなとの限りある日々減っていく」と詠んだ原田愛果さん(16)は「3年しかない高校生活。みんなで過ごす時間が減るのが悲しかった。今、全員で登校できるのがうれしい」と話していた。