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衆院選・県議補選 同日選で各選管が準備に大忙し

 次期衆議院議員選挙と県議会議員松本市・東筑摩郡区の補欠選挙(欠員2)の投・開票日が31日の同日となったことを受け、県議補選が行われる松本市や東筑摩郡各村の選挙管理委員会は選挙準備の対応に追われている。補欠選挙が当初の「10月29日告示、11月7日投・開票」から1週間前倒しとなったことに松本市選管は「全く想定していなかった」とやや戸惑った様子。筑北村は村長選・村議選と合わせ四つの選挙の投・開票が同時となるため、職員総動員となる見通しだ。

 松本市は、衆院選と県議補選に向けて9月から準備を進めてきた。市選管の百瀬誠事務局長は「同日選は考えていたが、補欠選挙が1週間早まることは想定外だった。タイトなスケジュールになる」と話す。選挙業務の経験のある職員が中心となって、市内にある選挙用の備品が保管される倉庫で準備を進めているが、慌ただしさが増した。一方で、市内での最近の選挙は投票率が50%を割っており、市選管は「(同日選は)選挙事務の負担は増えるが、投票率の向上は期待できる」としている。
 筑北村は開票会場を2カ所に分け、村長・村議選と、衆院選と県議補選の開票の同時進行を検討する。村選管によると、開票は通常であれば30人程度で行っているが、今回は全職員約80人が必要になる可能性が高いという。
 市長選と市議選の投開票が17日に行われる安曇野市は過密スケジュールとなるが、市選管は「同日選になっていれば投票で市民の混乱を招きかねず、開票の確定も大幅に遅れる」といい、選挙時期がずれたことを歓迎する。投・開票日の2日後には衆院選が公示となることから、一部の期日前投票所はそのまま活用することを考えている。