教育・子育て

元藩校の県内5校が交流 オンラインサミット 開智学校の魅力PRも

旧開智学校についての学習成果を発表する開智小5年生

 江戸時代の藩校にルーツがある県内の小中学校の子供が意見交換する「信州藩校サミット」(長野市教育委員会主催)が23日、長野市のホールを主会場に開かれた。松本市からは、松本藩校の崇教館が発展・改称を重ねてできた旧開智学校をルーツとする開智小学校がオンライン参加し、5年1組の約30人が市外の小中学生に旧開智学校の魅力を伝えた。

 長野市の松代小(松代藩校・文武学校)、伊那市の高遠小(高遠藩校・進徳館)など計5校が参加し、松本出身のジャーナリスト・池上彰さんがコーディネーターを務めた。
 開智小の5年生は視聴覚室にスクリーンを設置し、交代でマイクの前に立ちながら発表した。昭和初めまで市内の小学校は開智学校が本部、他校が支部に位置付けられた1市1校制だったことをクイズで紹介し「松本の小学校の多くは開智学校をルーツに持っている。その証しに校章の多くが同じ松の形をしている」と説明した。先輩たちが総合学習で記念撮影用の顔出しパネルなどを作り、旧開智学校の魅力発信に貢献してきたことも伝えた。
 池上さんから感想や新たな発見について質問されると、北條遙丈君(10)は「旧開智のことをいろいろな人に知ってもらえるのはうれしい」と誇らしげに答えていた。