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清水寺古道の魅力を案内看板でPR 山形村観光協会が設置

古道の入り口に設置されたマップ。右の緑に覆われた道が清水寺古道

 山形村の清水寺に通じる歴史の道「清水寺古道」の観光活用を進めるため、山形村観光協会は14日、古道の入り口などにマップ(地図)や案内看板を設置した。観光協会などが今年6月、古道の現地調査を実施した際、山の中の狭い道のため分かりづらいことなどが指摘されていた。古道を散策する人専用の駐車場も設け、本格的な観光活用に乗り出す。

 縦90センチ、横180センチ、地面からの高さ210センチの「清水寺古道マップ」1基と、清水寺までの距離を記すなどした案内看板(縦30センチ、横45センチ)8基、専用駐車場の看板1基を設置した。案内看板は8月下旬に設置を終えており、14日はマップと駐車場の看板を設置した。
 マップは、林道から分岐する古道の入り口に設置された。古道の地図とともに、途中にある石仏や地蔵菩薩、不動明王碑など見どころを記している。
 清水寺は奈良時代の天平元(729)年の創設と伝わっており、古道も長い歴史とさまざまな伝説・物語に彩られている。昭和20年代ころまでは清水寺の八十八夜例祭に向かう人などでにぎわっていたという。
 村観光協会の研究組織・やまっち村観光研究会や山形村史談会などが古道の観光活用策を模索してきた。現地調査の際に指摘された課題を解決するため、約40万円をかけてマップや案内看板、駐車場などを整備した。A3サイズに印刷したマップも用意しており、観光協会の窓口で無料で配布する。
 清水寺古道は、8月中旬の大雨で7本の木が倒れるなどの被害があったが、すでに除去して散策できる状態になっているという。村観光協会は「これで迷うことなく清水寺に行けるようになった。多くの方に散策してもらい、歴史に親しんでいただければ」としている。