政治・経済

麻績村長選に新人2氏 12年ぶり選挙戦濃厚

 任期満了に伴う麻績村長選挙(12月14日告示、19日投開票)に、村議会議員で新人の小瀬佳彦氏(57)=横屋=が立候補する意向を固め、28日に村地域交流センターで記者会見した。村長選には、副村長で新人の塚原勝幸氏(68)=明治町=が出馬の意向を固めており、選挙戦が確実な情勢となった。村長選は過去2回無投票で、選挙戦になれば平成21(2009)年以来12年ぶりとなる。

 小瀬氏は、筑北地域4カ村で進めていた合併協議から離脱し自立の道を選択してきた麻績の村政転換を目指すとし、「議員活動の中で両村(麻績、筑北)の関係悪化を懸念してきた」と出馬動機を語った。その上で「少子高齢化、教育環境の維持など共通する課題が多い両村が協調して課題を解決すべき。村民みんなで村づくりをすることを大事にしたい」と述べた。両村の学校統合問題については、住民の意向調査を実施する方針を示し、合併に向けては「中長期的に機運を醸成したい」とした。
 小瀬氏は、旧更埴市(現千曲市)出身。屋代高校卒。村内で造園業を営み、NPO法人善光寺街道歩き旅推進局理事長を務める。平成29年の村議選で初当選して1期目。村議の任期は9月末で満了する。10月14日に後援会設立総会を開き、出馬を正式表明する予定。
 塚原氏は、3期目の今期限りでの引退を表明している高野忠房村長(73)の後継で、「高野村政の流れを受け継ぎ、村の発展を目指したい」とする。合併については「今は各村が自分たちの村を充実させる施策を優先すべき。友好的に一緒になる機運が高まれば検討が必要」としている。30日付で副村長を辞職する。