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豊科南部公園の噴水を遊べるように改修 来夏の利用開始へ

新しい噴水の完成予想図

 安曇野市は10月初旬にも、豊科高家の市豊科南部総合公園内にある噴水の全面改修工事に着手する。現在の噴水は修景用で基本的には中で遊べないが、新しい噴水は松本市の花時計公園や芳川公園の噴水のように、噴き出す水に触れて遊んだり涼んだりできるようになる。規模は中信地域で最大級という。年度内の完成と来夏の利用開始を予定する。

 現在の噴水は公園拡張に伴い、平成9(1997)年に設置された。直径15メートルほどの円形で、中央に配置された富士山型の小山が特徴。"山頂"から水が流れるほか、小山の周囲に配置されたノズルから水が噴き出す仕組みになっている。
 設置から25年ほどが経過して老朽化が進んでおり、近年はノズルから水を出していなかった。石ブロック舗装がはがれたりノズルが飛び出したりしていて危険なため、立ち入り禁止にしている。
 市は改修の計画に当たり、「噴水に入って遊びたい」という市民の要望を受け、水に親しめる施設にすることにした。水が垂直に噴き上がるフロージーを13本、放物線を描いて水が内側に飛ぶ平型ノズルを8本、霧状の水が拡散する噴霧ノズルを24本付ける。これまでは地下水を活用していたが、新しい噴水は顔にかかるため、衛生面に配慮して水道水を使うことにした。
 事業費は7260万円。噴水内の歩行性と安全性を考え、自然石の風合いを引き出した景観コンクリート系舗装材を利用する。工事に伴い、園路の一部が使えなくなる。市都市計画課は「水に親しめる施設が少なくなっている。お子さんに喜んでもらえる噴水を考えているので、完成したらぜひ足を運んでほしい」としている。