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田川小3年2組が応援ボード 松本協立病院に贈る

病院ロビーに飾られ、見る人を励ましているメッセージボード

 松本市の田川小学校3年2組の児童23人は、新型コロナウイルス感染症の対応に奮闘する医療スタッフや、コロナ禍で一層不安な日々を送る患者を励まそうと、今春から季節ごとに、学区内の松本協立病院(巾上)に合作のメッセージボードを贈っている。

 メッセージボードは1枚が半畳大で、春はアジサイとカタツムリを題材にした。夏はヒマワリと虫が愛らしい作品、秋は23人一人一人の応援の気持ちをトンボに運んでもらうイメージで23匹のトンボがコスモスの上を飛ぶ作品とした。それぞれに思いのこもったメッセージが書いてある。今はこのうち2点が、病院のロビーの壁に飾られている。
 総合的な学習の一環で新型コロナが暮らしに及ぼす影響を考える中、身近にいる医療スタッフや患者の状況にも思いを巡らすようになり、「自分たちにできることは何か」と取り組んだという。病院側は「素晴らしい贈り物で、とても勇気づけられる」と喜んでいる。通院で訪れた市内の男性(64)も「子供たちが作ってくれたと思うと余計にうれしく、励まされる」と話していた。
 児童たちは感染拡大防止のため病院に立ち入れないが、担任の小原睦美教諭が、飾っている様子や反響を、機会がある度に児童たちに伝えている。小原教諭は「新型コロナで、閉塞感でいっぱいだった子供たちが少しずつ明るく前向きになってきた。これからも交流が続けられたら」と話している。

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