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障がい者雇用で知事表彰 木曽精機 中信唯一の受賞

表彰状を手に「今後も社員一丸となり、地域とスクラムを組みながら歩み続けたい」と意欲を示す下澤社長

 精密金属部品加工の木曽精機(木曽町福島、下澤孝洋社長)が、障がい者雇用優良事業所として県知事表彰を受けた。障害者雇用促進法では、常時雇用する従業員の一定割合(民間企業の場合は2・3%)以上の障害者を雇うことを義務付けているが、社員75人の同社は現在10人の障害者を雇用。実雇用率は13・3%と高い水準を誇る。中信地方では唯一の受賞となる。

 同社は企業理念に「個の尊重」を掲げる。社員それぞれが能力を発揮し、輝いて仕事に従事できる環境を提供することで、障害の有無を問わない人材育成につなげている。
 下澤社長は「地域社会の中で、仕事への参加を求める障害者の受け皿になることは企業の社会的責任であり本来あるべき企業の姿」と言い切る。その上で「社員一人一人が仲間・同僚として共存しているという実感を持つことは、わが社の社会貢献としてのプライドであり、社員相互の親和感の醸成にも深くつながっている」とし「今後も地域社会のニーズに積極的に取り組みたい」と話している。
 22日に長野市で表彰式があった。本年度は、障がい者雇用優良事業所として4社が、優秀勤労障がい者として2人が受賞した。