地域の話題

劇作家・演出家の髙山さなえさん 地元・フェスタ松本での公演「楽しみ」

久しぶりの地元公演へ意気込む髙山さん

 10月8~17日にまつもと市民芸術館(松本市深志3)などで演劇を中心に多彩な公演を繰り広げる「FESTA(フェスタ)松本」に、松本市梓川梓の劇作家・演出家の髙山さなえさん(44)が参加する。10日と11日の2回、主宰する劇団・髙山植物園による一人芝居を上演予定で、十数年ぶりとなる地元での公演に向けて意気込んでいる。

 一人芝居の短編シリーズ最新の3作目「月曜日に看護師は恋をする」を、芸術館2階ロビー・シアターパークで披露する。シリーズ共通の登場人物"ヤンキー看護師"にスポットを当て、生い立ちや家族との関係を描く「切ない話」だ。ロビー空間を生かし、舞台にセットを組む演劇とは趣向の異なる演出を試みる。
 松商学園高校、信州大学卒。劇作家・演出家の平田オリザさんが主宰する劇団・青年団演出部に所属、髙山植物園は今春青年団から独立した。活動休止を挟み、平成30(2018)年に「馬留徳三郎の一日」で第7回近松門左衛門賞を受けた。
 髙山さんは「松本でできるのはうれしく、どう見ていただけるのか楽しみ」と地元公演を喜ぶ。新型コロナウイルス禍でのフェスタの企画に感謝し「舞台芸術には、触れていただくことで、ストレスの多い日々の生活から解き放つ役割がある」と意義を語っている。
 公演の問い合わせは芸術館チケットセンター(電話0263・33・2200)へ。