地域の話題

森の癒やしを五感で満喫 安曇野の自然園でイベント

美しいケヤキの森を散策する参加者たち

 安曇野市明科東川手のけやきの森自然園で20日、森林浴を楽しむイベントが開かれた。子供から大人まで約20人が、美しいケヤキの森の中でゆったりとした時間を過ごして心身ともにリフレッシュした。

 柳沢林業(松本市)社長・原薫さん、森林セラピスト・荻場美穂子さん、森林浴ファシリテーター・小嶋住江さんの3人によるチーム「森んく」がイベントを企画し、地元の住民団体・潮沢ロマンの会が協力した。参加者は森んくのメンバーの案内で森林を散策し、草木の観察をしたり、人との距離が取れる場所ではマスクを外して深呼吸したりと五感を使って楽しんだ。木漏れ日が差す草地では、思い思いの場所にマットを敷いて寝転がり、心と体の緊張をほぐした。
 母親と参加した佐藤友梛さん(9)=山形小3年=は「(耳を澄ますと)鳥とセミのコンサートみたいだった」と笑顔で話し、弟の李駈ちゃん(6)=山形保育園=も「寝っ転がるのが気持ち良かった」と満足そうだった。原さんは「山は人が入らないと荒廃する。中信地方には森林浴にぴったりの里山が多い。こういうイベントをきっかけに、山に親しむ機会を日常的に取り入れてもらえたら」と話していた。