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生坂でブドウの収穫最盛期

 生坂村で、特産のブドウの収穫が最盛期を迎えている。村内では約30軒が栽培に取り組み、各農園の直売所や、道の駅いくさかの郷には生産者が丹精したブドウが並ぶ。即売会や、収穫体験も開かれ、旬の味を求めて多くの人が村を訪れている。

 草尾区上野にある村松農園では、直売のほか、もぎ取り体験も受け入れている。今季は、長雨や日照不足の影響で例年より1週間ほど生育が遅れ、特に種あり品種は開花時期の低温障害で影響を受けた。9月下旬は好天が続く見込みのため、園主の村松由規さんは「甘さがのり9月下旬はさらにいいブドウができてくると思う」と期待する。
 道の駅いくさかの郷では19日、JA松本ハイランド主催の「山清路ぶどう即売会」が行われ、贈答用や家庭用に買い求める人でにぎわった。即売会は、26日午前9時から、ファーマーズガーデンあかしな(安曇野市明科七貴)でも開かれる(売り切れ次第終了)。
 JAが企画するブドウの栽培体験「山清路ぶどうファンクラブ」も19日に開かれ、親子や夫婦ら9組が、姫野農園(草尾区上野)で巨峰など2品種の収穫を楽しんだ。本年度は15組が全3回の体験会でブドウの房づくりや袋がけに取り組んだ。松本市清水2の会社員・波田野幸司さん(50)は「生産者がいろんな部分に気を配っていることがよく分かった。味わうのが楽しみ」と話し、姫野農園の姫野功さんは「農業をやっている者にとって収穫は楽しみであり喜び。楽しい思い出と共に味わってもらえたら」と願っていた。