教育・子育て

オンラインで授業参観 片丘小が塩尻市内初 教師と保護者双方に手応え

ビデオ会議システムを使って児童と話す教諭

 塩尻市の片丘小学校で18日、オンラインの「授業参観」があった。国の事業で全員に配布されたタブレット端末を使って児童が自宅などから授業に臨み、保護者が傍らで様子を見守った。オンラインの授業参観は市内では初めての試みだったが大きな混乱はなく、教師と保護者双方から手応えが聞かれた。

 学習支援ソフトとビデオ会議システムを、同時に使う授業が見られた。俳句を作る授業をした5年生は、一人一人の作品を画面上で共有し、鑑賞し合った。担任の石巻惣之介教諭(48)は「離れていても作品を共有できて、楽しみながらできた。端末活用の可能性は大きい。これからもできることを探っていきたい」と話した。
 授業参観は、市の委託を受け、市内各校でタブレット端末の利活用を支援する市振興公社と片丘小学校が連携して準備した。市内各校の新型コロナウイルス禍に対応した体制づくりや、端末活用授業の可能性を広げる検討にも生かす。
 自宅で6年生の長男の授業を見守ったPTA会長・峰村真吾さん(41)は「教科書に載っていない写真や資料を共有したりグループで話し合いをしたりしていた」と端末活用の授業に感心し、保護者が学校に出向かなくても授業参観ができる利点も話した。
 山本直佳校長は「体調が悪くて欠席していた子も授業に参加できた」と手応えを話し「子供、保護者、職員で、今日見えた課題を共有し、いいものをつくっていきたい」と意欲を示していた。